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県内の落とし物 拾得届は過去最多15万6543件

 県警は26日、2017年に県内各署に届けられた落とし物の取り扱い状況をまとめた。落とし物を拾った人が出す「拾得届」は前年比1万5247件増の15万6543件で、過去最多を更新。全22署中、松本署が3万件余と最多で、県警は17年9月に松本市で商業施設「イオンモール松本」が開業した影響もあるとみている。物や金をなくした人が出す「遺失届」は、17年4月の遺失物法施行規則改正の影響で前年比8569件減の5万1752件となった。

 拾得届は1992年の統計開始以来、ほぼ毎年増加。県警会計課によると、近年は携帯電話や携帯型音楽プレーヤーが普及し、これらの落とし物が増えていることが影響しているとみられるという。

 松本署への拾得届は3万596件で、前年比5253件(20・7%)増だった。同課は「イオンモール松本を訪れた人の落とし物が多かったのではないか」としている。

 遺失届については、遺失物法施行規則の改正で免許証など落とし主が明らかな物については提出の必要がなくなったため、減少につながった。

 遺失届があった現金の最高額は、千曲署の900万円。会社経営者が会社内に置いたことを忘れ、本人が発見した。中野署では「畑から子牛が逃げた」との遺失届があり、届け出た本人が見つけた。

(1月27日)

長野県のニュース(1月27日)