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「信濃の国」50周年 特設HP開設へ

 5月に制定50周年を迎える県歌「信濃の国」の記念事業を実施するとして、県は30日、2018年度当初予算案に関連経費369万円を計上すると発表した。特設ホームページ(HP)を開設するほか、制定日の5月20日に記念事業を開く。節目の年に県歌を見つめ直してもらう「仕掛け」として、県内部では一時、創作の「7番」の歌詞を募る案も浮上したが、県民などから反発の声が寄せられたこともあり、取りやめた。

 県によると、特設HPは信濃の国にまつわる史料や写真、動画、エピソードなどを収集。デジタルアーカイブ(記録保存)化する。

 創作の7番の歌詞を募集する案は「7番の歌詞を考える中で、6番までの歌詞に注目してほしい」との考えがきっかけだった。ただ、県広報県民課によると、県内外から約20件の反響が寄せられ、多くは「必要ない」との意見だったという。

 信濃の国は松本市出身の浅井洌が1899(明治32)年に作詩し、翌年に北村季晴が作曲。1968(昭和43)年、県歌に制定された。県が15年に実施した調査では、信濃の国を歌える県民(「すべて歌える」「1番は歌える」の合計)は79%だった。県は記念事業を通じ、割合をさらに高めたいとする。

 県教委によると、17年度時点で信濃の国を歌う機会のある県内の小学校は96%(349校)、中学校は49%(91校)だった。

(1月31日)

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