長野県のニュース

白馬「最高の前哨戦に」 渡部兄弟出場へ 3・4日W杯複合

ノルディックスキーW杯複合のクロスカントリースキーコースを設営する自衛隊員ら=30日、白馬村ノルディックスキーW杯複合のクロスカントリースキーコースを設営する自衛隊員ら=30日、白馬村
 ノルディックスキー複合の平昌(ピョンチャン)冬季五輪代表、渡部暁斗選手、弟の善斗選手(ともに北野建設)の地元・北安曇郡白馬村で2月3、4日に開かれるノルディックスキー複合のワールドカップ(W杯)に向け、同村のスキー関係者らがコース設営を進めている。平昌と時差のない白馬での大会は五輪前哨戦の位置付け。関係者は渡部兄弟の地元での活躍を願い、最高の舞台を整えようと30日も汗を流した。

 村でのノルディック複合W杯開催は2003年以来、15年ぶり。ジャンプは白馬ジャンプ競技場、クロスカントリーは村内の離れた場所にある長野冬季五輪会場・スノーハープではなく、最寄りに特設したコースで行う。2日は公式練習で、3、4日に2連戦する。11カ国から渡部兄弟を含む約40人が出場予定だ。

 30日はジャンプ競技場を発着点とする1周2キロのクロカンコースの整備を進めた。陸上自衛隊松本駐屯地(松本市)の応援を含む約80人で作業。圧雪車で雪を整えた後、コースの両脇にポールを立て、ネットを張っていった。各国選手団が到着する31日中に完成させる。

 渡部暁斗選手が26〜28日にオーストリアで行われたW杯の個人3連戦を制し、地元の期待はますます高まっている。渡部兄弟の中学時代のコーチだった大会競技委員長の中村清志さん(42)は、「地元で精いっぱいの声援を届けて、平昌に気持ち良く送り出してあげたい」。村生涯学習スポーツ課の松沢忠明課長は「白馬でコンディションを整えて、五輪の舞台で全力を出し切ってほしい」と願う。

 大会の観戦にはチケットが必要。前売り1800円、当日2千円(ともに中学生以下無料)。2日の公式練習は無料で見られる。問い合わせは村スキークラブ(電話0261・71・1170)へ。

(1月31日)

長野県のニュース(1月31日)