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「ワインの権威」が塩尻産評価 県内視察開始

Kidoワイナリーでワインを試飲する(右から)モンティーユさんとモリスさんKidoワイナリーでワインを試飲する(右から)モンティーユさんとモリスさん
 英国人のワイン評論家で、ワイン業界で最も権威のある資格「マスター・オブ・ワイン」を持つジャスパー・モリスさん(60)と、フランスの名門ワイナリーのオーナー、エチエンヌ・モンティーユさん(54)が5日、塩尻市内の3ワイナリー(醸造所)を視察した。国際的に影響力のある専門家に県産ワインの魅力を発信してもらい、海外販売につなげる狙いで県が招いた。7日まで県内のワイナリーや畑など11カ所を巡る。

 2人は同市桔梗(ききょう)ケ原の「Kidoワイナリー」で、オーナーの城戸亜紀人さん(47)の説明を受けながら赤白6種類を試飲。香りを丁寧に確かめ、感想を記録しながら味わった。ブドウ3種類をブレンドした赤ワインについて、モリスさんは「バランスの取れた味の大切さを理解して造られている」と高く評価した。

 県日本酒・ワイン振興室の宮沢勉室長は「日本酒に比べ、ワインの輸出はまだ少ない。2020年東京五輪や、27年に予定するリニア中央新幹線開業に向け、長野ワインの世界的知名度を高めたい」と話していた。

 6日は東信地方、7日は北信地方を回る。8日は長野市のホテルメトロポリタン長野で講演と公開テイスティングを行う。

(2月6日)

長野県のニュース(2月6日)