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巡査長が捜査費着服 業務上横領疑い書類送検

 県警は5日、県内の警察署に勤務する男性巡査長(28)が国費の捜査費約3万5千円を着服し、自身の生活費に流用していたと発表した。県警は同日、業務上横領と虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで巡査長を書類送検し、停職6月の懲戒処分とした。巡査長は同日付で依願退職した。

 巡査長は昨年3月からこの警察署に勤務。関係者によると、警備課に所属していた。県警監察課によると、巡査長の送検容疑は昨年6〜11月、7回にわたって捜査費計約3万5千円を着服し、捜査費を正規に使ったとするうその会計書類を作成して署に提出した疑い。巡査長は容疑を認めている。

 同課によると、捜査費は情報提供などをした捜査協力者への謝礼として使われており、捜査員からの申請に基づき、署の担当者が現金で交付している。巡査長は受け取った金を協力者に支払わず、そのまま着服していた。昨年11月、協力者から県警に「謝礼を受け取っていない」との相談があり発覚した。

 県警は監督責任を問い、巡査長の上司の警視ら3人も本部長注意などとした。

 県警の油井英人・首席監察官は「誠に遺憾で県民の皆さまにおわび申し上げる。職員に対する指導を徹底し、再発防止に努める」としている。

(2月6日)

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