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県内の高校、五輪PVの取材自粛要請 JOCなどから規制求められ

 9日開幕の平昌(ピョンチャン)冬季五輪に出場するスピードスケートの小平奈緒選手の母校、伊那西高校(伊那市)は8日夕、14、18両日に校内で予定するパブリックビューイング(PV)の取材の自粛を報道機関に要請した。8日昼、取材依頼のファクスを流したが、日本オリンピック委員会(JOC)などから規制を求められ、対応を切り替えた。

 両日には女子1000メートルと500メートルがあり、小平選手に金メダルの期待が懸かる。

 同校によると、JOCなどは7日まで、PVの報道機関の取材を規制しない方針だったが、8日午後になって「商業的な宣伝行為になる」として自粛を求められたという。木下美智教頭は取材に「学校側としては取材の自粛をお願いするしかない」と話した。

 佐久長聖高校(佐久市)は6日、スノーボード・ハーフパイプで平昌五輪に出場する同校3年の今井胡桃選手を応援する校内応援会を12、13日に同校で行い、報道各社にも公開すると案内。7日になり「選手本人に迷惑がかからないよう、JOC規定に触れない範囲で行う」とし、取材は応援会の終了後に変更した。

 JOCによると、自治体が主催するPVを市民やメディアに公開することは、放送権を持つテレビ局などの許可があれば問題ないという。一方、企業や学校などには、五輪を利用した商業的な「宣伝行為」につながる可能性があるとして認めていない。

(2月9日)

長野県のニュース(2月9日)