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飯田「焼来肉ロックフェス」、今年は7月 台風多い9月から変更

野底山森林公園の写真を使い、7月開催をPRする焼来肉ロックフェス公式ホームページの画像野底山森林公園の写真を使い、7月開催をPRする焼来肉ロックフェス公式ホームページの画像
 飯田市の有志らでつくる実行委員会は9日、これまで9月に市内で開いてきた焼き肉と音楽の祭典「焼来肉(やきにく)ロックフェス」について、今年は7月21日に開催すると明らかにした。2017年は屋外を会場としたが、台風の接近でやむなく中止に。台風シーズンを避け、野外ロックフェスとして定着させる考えだ。

 催しは、リニア中央新幹線の開業を見据え、15年に初開催。人口1万人当たりの焼き肉店舗数5・32軒(17年1月時点)が全国の市で最多とされる飯田市の魅力を音楽と合わせて発信し、地域の活性化につなげることが狙いだ。

 15、16年は、市街地の飯田文化会館(高羽町)一帯が会場だった。17年は「南信州の自然を体験してほしい」と、郊外の野底山森林公園(上郷黒田)で開くことを企画。焼き肉を食べながら、ロックを聞くというファンらの夢がかなう予定だった。

 ところが、開催日の2日前に台風18号が県南部に接近。このため、実行委は中止を決めた。実行委員長の今井啓介さん(45)=飯田市鼎名古熊=は「会場設営がほとんど完了し、1500枚を超える前売りチケットが売れていた。つらかった」と振り返る。

 実行委は、話し合いを重ね、今年も野底山森林公園を会場とすることを決めた。来場者が年々増えており、屋内での収容には限界があるとの判断だった。より多くのアーティストに出演してもらうため、全国各地のロックフェスが集中する8月を避け、7月開催とした。

 今年の催しは、17年と同様に、ステージ上の音楽が、焼き肉を提供するエリアからも聞こえるような会場配置を計画。出演アーティストなど詳細は今後発表する。今井さんは「3千人の来場が目標。焼き肉と音楽を楽しみながら飯田を知ってもらえるよう、長く続けていきたい」と話している。

(2月10日)

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