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地元白馬、渡部暁選手の接戦に大声援

後半距離でラストスパートした渡部暁斗選手に大声援を送る人たち=14日午後6時22分、白馬村多目的ホール後半距離でラストスパートした渡部暁斗選手に大声援を送る人たち=14日午後6時22分、白馬村多目的ホール
 平昌冬季五輪のノルディックスキー複合個人ノーマルヒルで2大会連続の銀メダルを獲得した渡部暁斗選手(29)の出身地、北安曇郡白馬村の村多目的ホールでは約220人がパブリックビューイング(PV)で観戦し、大声援を送った。

 前半ジャンプでは、「行けー」と声が上がり、3位と表示されると、席から跳び上がって喜ぶ子どもも。最終盤まで大接戦となった後半距離でも「行け」「頑張れ」と絶叫が上がり、渡部選手が2位でゴールすると、拍手が沸き起こった。

 渡部選手の小中学生時代、ジャンプの専任コーチを務めた同村北城の自営業桜井峯久さん(48)は「風が強く難しい条件の中で、最高のジャンプと最高の滑りを見せてくれた。この4年間で着実に力を付けている」。20日の個人ラージヒルに向けて「次こそはもっと輝く色のメダルを手にできるはず」と期待した。

 白馬村白馬北小時代に担任だった中山実さん(62)は同郡松川村の自宅でテレビ観戦。プレッシャーの中でつかんだ銀メダルに「人間としての成長を感じた」と話した。渡部選手が卒業式の日に教室で級友らを前に語った「世界一になる」という言葉を思い出し、「ラージヒルでの雪辱を期待します」。

 信濃毎日新聞社は、渡部選手の銀メダル獲得を伝える電子版号外(PDF号外)を800部発行し、白馬村のPV会場などで配布した。

 長野市の長野駅前で号外を受け取った下高井郡山ノ内町の会社員松山拓三さん(51)は「なかなか金には届かないですね…」と残念がりつつも、「世界の銀。すごい。同じ長野県民としてうれしい」と話した。

(2月15日)

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