長野県のニュース

卒業記念にろくろ細工のおわん 製造業者の組合、南木曽小6年生に

おわんを渡した後、南木曽ろくろ細工の歴史などを説明する野原さん(右)おわんを渡した後、南木曽ろくろ細工の歴史などを説明する野原さん(右)
 木曽郡南木曽町の伝統工芸品「南木曽ろくろ細工」の製造業者らでつくる南木曽ろくろ工芸協同組合は14日、卒業する南木曽小学校の6年生29人に、記念品として組合員が作ったおわんを同校で贈った。

 地元の伝統産業を知り、将来、受け継ぐ人材が出てくることを願って贈っている。同町吾妻の漆畑地区には今でも、ろくろ細工の職人の集落がある。理事長の野原広平さん(67)は「町にこうした工芸品を作っている地域があることを忘れないでほしい」とあいさつし、1人ずつにおわんを手渡した。

 受け取った永田小波さん(12)は「木目がきれい。これでみそ汁を味わってみたい」。児童会長の青木桜子さん(12)も「地元のものをもらえたことがうれしい。日常的に使いたい」と笑顔を見せた。

(3月15日)

長野県のニュース(3月15日)