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リニア 中アトンネル松川工区着工 飯田で安全祈願式

リニア中央新幹線の県内工区としては2カ所目の着工となる中央アルプストンネル松川工区の安全を祈願する関係者=20日午前11時半、飯田市リニア中央新幹線の県内工区としては2カ所目の着工となる中央アルプストンネル松川工区の安全を祈願する関係者=20日午前11時半、飯田市
 リニア中央新幹線工事に伴う中央アルプストンネル松川工区(飯田市、4・9キロ)の安全祈願式が20日、飯田市の鼎切石地区であった。JR東海によると、県内工区の着工は、2016年11月の南アルプストンネル長野工区(下伊那郡大鹿村―静岡市、8・4キロ)以来で、2カ所目。今後、約2年かけて施工ヤード(作業場)の造成や工事用車両の仮橋設置をし、トンネル掘削は19年度末以降の開始予定。

 安全祈願式は、トンネルの東側出入り口となる「松川坑口」近くの妙琴公園内で開いた。地元住民自治組織や行政の代表、工事関係者ら計約90人が出席した。

 飯田市の牧野光朗市長は「地域住民の生活環境に配慮し、安心安全を第一に工事を進めてほしい」とあいさつ。JR東海の松野篤二常務執行役員は「地域の皆さんと連携して工事を進めたい」とし、工事を受託する独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構の竹津英二関東甲信工事局長は「培ってきた技術力を結集したい」と述べた。

 中央アルプストンネルは、同市と岐阜県中津川市を結ぶ延長23・3キロ。松川工区については、飯田市と地元住民自治組織、JR東海、同機構の4者が2月、工事車両の運行ルールなどを定めた確認書に調印。既に妙琴公園内で準備工事が始まっている。掘削は、発破や機械で掘り、岩盤をボルトとコンクリートで補強する、山岳トンネル工事で一般的な「ナトム工法」で行う。松川坑口から約90万立方メートルの残土が発生する見通し。残土置き場は掘削開始までに決めるとしている。

(3月20日)

長野県のニュース(3月20日)

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