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茅野で長期休みの「寺子屋教室」開講

子どもたちに勉強を教える学習ボランティアの会代表の吉田さん(左)。「おじいちゃん先生」と呼ばれ、親しまれている子どもたちに勉強を教える学習ボランティアの会代表の吉田さん(左)。「おじいちゃん先生」と呼ばれ、親しまれている
 茅野市の米沢地区コミュニティセンターで20日、春休み中の子どもが宿題を持ち寄り、地元にいる元教員のお年寄りに勉強を見てもらう計4回の「米沢寺子屋教室」が始まった。元高校教員の吉田一雄さん(83)=松本市出身=が発案し、2014年から春、夏、冬の休みごとに続けている。初日は米沢小学校の2〜5年生11人が参加し、「おじいちゃん先生」と慕う吉田さんらから国語や算数を教わった。

 児童は和室の長机で宿題に取り組んだ。入退室は自由で、息抜きにセンター内の卓球室で遊んだり、市図書館分室で本を読んだり。質問があると手を挙げ、吉田さんと妻で元中学教員の怜子さん(80)に聞いた。両親が共働きという同小5年の女子児童(11)は「じっくり教えてくれるからうれしい」と喜んでいた。

 教室は、学習支援と世代間交流が目的で同センターが主催し、1日2時間。地区内の小中学生が対象で、米沢小も賛同している。同小が全学年分の教科書や副教材を購入し、センターに備えている。吉田さん夫妻と60〜88歳の元教員計8人でつくる学習ボランティアの会が教える。

 今後の日程は22、26、27日の午前9時から。吉田さんは「子どもたちと一緒にいるとこちらの気持ちが休まる。気軽に参加してほしい」と話している。

(3月21日)

長野県のニュース(3月21日)