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木曽地方名産のヒノキ使いごみステーション

木祖村の住宅街に登場した、ヒノキ材を使ったごみステーション。信大の大学院生たちが、扉の強さなどを確認して回った木祖村の住宅街に登場した、ヒノキ材を使ったごみステーション。信大の大学院生たちが、扉の強さなどを確認して回った
 木曽郡木祖村は、村内の景観に合うよう木曽名産のヒノキ材を使ったごみステーションを作った。信州大工学部(長野市)の寺内美紀子准教授の研究室に依頼し、大学院生が担当。村民も参加して2月末から3月上旬に、村内4カ所で設置した。20日は、携わった院生2人が耐久性があるかどうかなどを見て回った。

 村は2013年度に村景観計画を作ったが、取り組みが進まなかった。このため、16年度、景観に関する審議会の部会で、景観に合うごみステーションを作る話が持ち上がった。

 計画策定に関わった寺内准教授に頼み、修士課程の1年生8人が2人一組で一つずつ製作。ヒノキの角材やポリカーボネートの板を使い、それぞれの場所に合ったごみステーションを完成させた。「薮原出口」では、周囲の山と合うよう屋根を山の形にし、「小木曽ねぎや」では、照明がつくタイプにした。

 早速ごみが置かれ始めたステーションもあり、三塚航平さん(23)は「使ってくれることで愛着も湧くと思う」。斎藤翔矢さん(23)は、ごみを出す時間などを記した看板が取り付けてあるのを見たといい「地域の物になっている感じがしていい」と話した。

 村商工観光課は「景観に溶け込んでいるものばかり」と評価。村は今後、同タイプの設置を希望する地区に、補助金を出す方針だ。

(3月21日)

長野県のニュース(3月21日)