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尾木氏・茂木氏・阿部知事 「学び」テーマに鼎談

「学び」について鼎談する(右奥から)茂木氏、尾木氏、阿部知事=21日、長野市「学び」について鼎談する(右奥から)茂木氏、尾木氏、阿部知事=21日、長野市
 県や県教委などは21日、教育評論家の尾木直樹氏、脳科学者の茂木健一郎氏、阿部守一知事の3人が「学び」について鼎談(ていだん)する催しを長野市内で開いた。人工知能(AI)の普及により、これまで普通にあった仕事がなくなる―との将来への懸念もある中、個性に合った学びによって一人一人の才能や能力を伸ばす大切さなどが指摘された。

 県は次期「県総合5か年計画」(2018〜22年度)で「学びの県づくり」を掲げており、キックオフイベントとして鼎談を企画。約600人が聞いた。

 尾木氏は学びについて「自分の好きなこと、興味、関心のあることをとことん追求すること」とし、「それをサポートする学校が画一的状況だから学びが嫌いな子どもが多いけれど、本当はみんな好きなはずだ」と指摘。茂木氏は「一人一人が生きる中で自分の課題を見つけて(その解決策を)獲得していくのが学びの中心。何歳になっても学びは続けられる」とし、きっかけを与えるサポート態勢が重要とした。

 阿部知事は「今の教育システムは画一的で柔軟性が欲しい。公教育の場でも、才能ある子どもたちをもっと伸ばす教育をしなければならない。多様性を尊重する社会をつくる上でも個性を伸ばす教育をしていきたい」と話した。

(3月22日)

長野県のニュース(3月22日)