長野県のニュース

大町から那須へ ニホンライチョウ「婿入り」

 国の特別天然記念物ニホンライチョウを飼育している大町市立大町山岳博物館は22日、雄1羽を繁殖のため、27日に那須どうぶつ王国(栃木県)へ運ぶと発表した。どうぶつ王国で飼育している雌とつがいにさせ、人工繁殖を試みる。

 この雄は、2017年5月に上野動物園(東京)で産まれ、6月に卵の状態で大町山岳博物館に運ばれて同館でふ化した。病気をしたことがない元気な雄といい、22日に同館が公開した写真と動画では、頭に黒い夏の羽が生え始めていることが確認できる。

 順調に行けば5月下旬〜6月に交尾し、産卵が始まる。雄を「婿入り」させる同館の指導員宮野典夫さん(66)は「雌と仲良くなって、新しい命を那須の地で誕生させてほしい」と期待を寄せている。

 これで、同館で飼育するニホンライチョウは6羽になる。今後、6羽の中からつがいをつくって人工繁殖を試みる計画だ。

(3月23日)

長野県のニュース(3月23日)