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VC長野が新リーグ1部参戦 南箕輪、喜び満開

Vリーグ1部入りが発表された24日、伊那市内でトレーニングに励んだ(左から)杉山選手、池田選手Vリーグ1部入りが発表された24日、伊那市内でトレーニングに励んだ(左から)杉山選手、池田選手
 上伊那郡南箕輪村に本拠を置く男子バレーボールのVC長野トライデンツの新リーグ「Vリーグ」1部入りが発表された24日、チームを支えてきた村の関係者に喜びが広がった。企業主体のチームと異なり、仕事と掛け持ちでバレーを続けてきたVC長野の選手たち。大半は国内最高峰リーグでのプレー経験がない。この日も自主トレに励んだ選手たちは、幼い頃からの夢がかなった感動と、リーグに臨む決意を口にした。

 同村久保の飲食店「こまっちゃん処(どころ)かふぇ」は2016年秋から、平日の夜、練習を終えた選手に夕食を提供してきた。調理を担当する平沢佐記さん(67)は1部入りの知らせを聞き「本当にうれしい。選手たちは心機一転、頑張ってくれると思う」と期待。「これからも夕食を提供するなど応援を続けていきたい」と話した。

 「村にとっても大変明るい話題。活気が出る」と同村の唐木一直村長も歓迎。選手たちが、日中に企業などで働き、夜に練習をして週末の試合に臨んでいることに触れ、「一人一人のバレーに懸ける思いが結集した結果。他の実業団のチームに負けない活躍を期待したい」とエールを送った。

 杉山嵩樹(たかき)選手(27)、池田浩基選手(24)、矢貫龍馬選手(22)の3人はこの日、屋外での走り込みと筋力トレーニングに励んだ。矢貫選手は今季新加入の選手で、「1部でやりたかった。今から楽しみ」。池田選手は「高いレベルで戦うプレッシャーもあるけれど、楽しみの方が大きい。勝つことで応援してくれる人を増やしていきたい」と話した。

 15〜16年シーズンまでの約3年間主将としてチームを引っ張ってきた松本市出身の杉山選手は、チーム最古参として1部入りを迎える。「国内最高峰リーグでプレーすることはバレーを始めた小学生の頃からの夢だった。仕事を掛け持つ環境でもこれだけできるんだという姿を、地元で一緒に夢を語り合った仲間に見てほしい」と語った。

(3月25日)

長野県のニュース(3月25日)