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「人生全うできるまちに」上田市長初当選 土屋さん一夜明け

初当選を伝える信濃毎日新聞の朝刊に目を通し、笑顔で質問に答える土屋陽一さん=26日午前10時20分、上田市中央北初当選を伝える信濃毎日新聞の朝刊に目を通し、笑顔で質問に答える土屋陽一さん=26日午前10時20分、上田市中央北
 25日投開票の上田市長選で3新人による激戦を制して初当選した前市議会議長の土屋陽一さん(61)は一夜明けた26日朝、同市中央北の事務所で取材に応じた。「市民一人一人が人生を全うできるまちにする」と市政運営への抱負を語った。

 前夜は、事務所で支持者と握手をして支援に感謝した後、選挙スタッフと祝勝会を兼ねた反省会を開き、午前1時半に就寝した。今朝は同3時半には起床し、早朝から地域の会合に顔を出すなど元気ぶりをアピールした。

 初挑戦の市長選を振り返り「言われていた通り、激戦だった。当選させていただいてうれしい」と改めて喜びを表した。次点だった元衆院議員の寺島義幸さん(64)とは1585票差だったことに触れ「票は割れたが、選挙後はノーサイド。負託を受けたので、市民の声をしっかり受け止めることが大切」とした。

 引退する母袋創一市長(65)や地元国会議員、県会議員が応援した寺島さんとの戦いを「大きな組織との戦いだった」。選挙戦期間中、「市民から上田市長を出すべきだ」「市政を変えてほしい」との声が届いたといい、「一人一人が『勝ちたい』という思いで立ち上がってくれた」として、組織や企業だけに頼らない草の根型の選挙活動が勝利に結び付いたと強調した。

 長年の課題となっている統合ごみ処理施設の建設問題について、関係自治会と話し合いの場を持ちながら進めていくと改めて表明。中小企業向け融資の基金新設や給付型奨学金の充実など、掲げた公約を実行する意欲を示した。

(3月26日)

長野県のニュース(3月26日)