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「発破原因で土砂崩落」 中川の県道 JR東海

 上伊那郡中川村の県道松川インター大鹿線で昨年12月に起きた土砂崩落について、JR東海は27日、リニア中央新幹線関連工事の繰り返しの発破が原因―とする報告書を正式にまとめた。県道の本格復旧に当たっては、現場に監視員を置いて安全確保に努めるなどと説明。県側は同社の報告が適正だと認めた上で、復旧工事の際の地元との協議などを求めた。

 同日、県庁で土木の専門家を交えた会議を開き、同社が報告した。出席者によると、同社は現場付近について岩盤中に土砂を多く含む特異な地質だったとし、事前の調査では把握は困難だった―などと説明。専門家も同社の説明をおおむね容認したという。

 中川村で同日夜に開いた村リニア対策協議会に出席したJR東海の担当者は、土砂崩落について重ねて陳謝し、「より一層、細心の注意を払って工事を進めていきたい」とした。

 崩落は昨年12月15日に発生。リニア工事車両が通行予定のトンネル掘削工事の発破による振動が原因で斜面が崩れ、土砂が県道をふさいだ。付近はおよそ半月にわたって全面通行止めになった。

(3月28日)

長野県のニュース(3月28日)