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「御嶽山マイスター」に8人 防災啓発へ

 2014年9月の御嶽山噴火災害を受け、県の呼び掛けで制度化された、火山防災の啓発などに取り組む「御嶽山火山マイスター」の合格発表が28日あり、いずれも木曽郡内の40〜60代の男女8人が合格した。北海道・有珠山に続き2例目の試みで、18年度に具体的な活動を固める。

 火山の基本知識や御嶽山の特徴などを学ぶ2種類の講習を受けた、岐阜県側を含む御嶽山周辺の在住、在勤者45人が応募。書類審査を通過した15人が18日に最終の面接試験を受けていた。

 合格者は、山小屋経営者や教員、観光連盟職員、山岳ガイドなど。具体的な活動内容は今後詰めていく。認定審査委員長を務めた山岡耕春・名大大学院教授は「行政や研究者は担当者が入れ替わるが、防災への意識を長く保つためには、熱意のあるマイスターの人たちが要となって、関係を維持するのがいいと思う」と話した。

 マイスターは順次増やしていく方針。今回の認定は、県などがつくる運営委員会が行ったが、将来はマイスター同士の自主運営組織を設け、認定作業を引き継ぐ案が出ている。

(3月29日)

長野県のニュース(3月29日)