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御嶽海関の母校・木曽青峰高に新練習場

相撲練習場のこけら落としで、後輩に稽古をつける御嶽海関(右)=28日、木曽町の木曽青峰高相撲練習場のこけら落としで、後輩に稽古をつける御嶽海関(右)=28日、木曽町の木曽青峰高
 木曽青峰高校(木曽郡木曽町)で相撲部の新しい練習場が完成し、28日に土俵開きがあった。卒業生で、大相撲春場所を終えたばかりの関脇・御嶽海関(本名・大道久司、同郡上松町出身、出羽海部屋)も駆け付け、後輩の部員らに胸を貸した。木曽地方の相撲教室に通う小中学生ら30人余を前に「この土俵で強くなってほしい」と呼び掛けた。

 御嶽海関は着物姿で神事に出席。終了後、まわし姿になって稽古をつけた。真新しい土俵に上がった高校生や中学生は、真剣な表情で御嶽海関に順番にぶつかり、御嶽海関は時折相手に声を掛けながら、15分ほど胸を貸した。

 相撲部はこれまで同校新開キャンパスにある練習場を使ってきたが、土俵の表面がでこぼこになるなど、老朽化していた。新しい練習場は、丘の上キャンパスに隣接する県営住宅跡地に完成。整備費2千万円余は、同窓会が募った寄付金で賄った。

 相撲部員は現在6人で、木曜日以外は毎日練習している。新しい練習場は、4月から本格的に使う。相撲部主将で2年の奥野博仁さん(17)=同郡大桑村=は「御嶽海関の(突き押しを)はね返す力はすごかった。おなかには筋肉が詰まっていると思う」と話していた。

(3月29日)

長野県のニュース(3月29日)