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オレオレ詐欺の被害者、全員が「手口知っていた」 県警アンケート

 2017年に県警が認知した特殊詐欺の被害者を対象にした県警のアンケートで、親族をかたる「オレオレ詐欺」の被害者の全員が、「具体的な手口を知っていたのにだまされた」と回答していることが29日、分かった。また、回答者の約7割は同居する家族がいたが、金を要求された際に家族に相談していた人がゼロだったことも判明。犯人から口止めされたケースが目立つという。

 アンケートは3年目。17年に被害に遭った219人のうち、103人が回答した。手口別で、親族をかたる「オレオレ詐欺」の被害者は16人で、全員がその手口を「知っていた」と回答。有料サイトの利用料などの名目で金を要求する「架空請求詐欺」の被害者は32人のうち17人(53%)が、医療費が戻るなどとうそを言って現金自動預払機(ATM)を操作させる「還付金詐欺」の被害者は25人のうち8人(32%)が、それぞれ手口を知っていたとした。警察官をかたる「オレオレ詐欺」は、14人中1人だった。

 回答者のうち70人(68%)に同居する家族がいたものの、金を要求された際に家族に相談していた人はいなかった。県警生活安全企画課は「『自分はだまされない』とは思わないようにしてほしい。金を要求されたら必ず家族や警察に相談してほしい」と求めている。

(3月30日)

長野県のニュース(3月30日)