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紅しだれ、青空背に誇らしく 飯田の黄梅院

シダレザクラの名所として知られる黄梅院。垂れ下がった枝に赤みの強い花が連なる=30日シダレザクラの名所として知られる黄梅院。垂れ下がった枝に赤みの強い花が連なる=30日
 長野県飯田市内で特に赤みが強いといわれている黄梅院(江戸町)のシダレザクラが見頃を迎えている。暖かな春の陽気に包まれた30日は、枝いっぱいに付いたピンク色のふわふわとした花びらが、青空を背景に咲き誇っていた。

 シダレザクラは樹高16メートル、推定樹齢400年で、「黄梅院の紅しだれ桜」として市天然記念物に指定されている。この日は多くの人が、ここ数日で一気に開いた花を見ようと訪れ、写真を撮ったり、顔を近づけたりしていた。

 同市松尾明の内山利三さん(78)は、孫の北沢友香さん(11)を連れて花見。内山さんは幼い頃、墓参りに合わせて祖父母と一緒にこの桜を眺めた。「桜の美しさは変わらない」としつつ、「いつの間にか自分も祖父母と同じ立場になりました」と話した。友香さんは「とてもきれい。私も大人になっても見に来たい」とほほ笑んだ。

(3月31日)

長野県のニュース(3月31日)