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真空管ラジオ、温かみ魅力 修理・再生手掛ける男性が販売・展示

展示会を訪れた人に真空管を使ったアンプを説明する勝野さん展示会を訪れた人に真空管を使ったアンプを説明する勝野さん
 飯田市松尾水城の自宅に工房を構え、真空管ラジオや真空管アンプの修理・再生を手掛ける勝野薫(いさお)さん(69)の作品展示・販売会が31日、下伊那郡阿智村の「はゝき木館」で始まった。戦前から昭和40年代ごろまでに作られた国内外の真空管ラジオなど約25台が並んでいる。5月末まで。

 中学生の頃からアマチュア無線が趣味だった勝野さんは、電機メーカーに勤務していた15年ほど前、県外の骨董(こっとう)品店でたまたま真空管ラジオを見つけて修理した。これを機に、知人らの修理依頼も受けるようになり、これまでに直した台数は200台を超えるという。

 「真空管を使うと温かみがある音が出る。赤く光る電熱線も血が通っているようでいい」と、魅力を語る勝野さん。最近は若者からの注文もあるといい、スマートフォンに接続して音楽を聞くことができる作品もある。「私にとっては懐かしい存在だが、若い人は(真空管ラジオを)おしゃれだと感じると聞いて驚いた」と楽しそうに話す。

 この日会場を訪れた飯田市の岡庭亨さん(63)も真空管ラジオが好きといい、「昔のラジオには存在感がある。昔ながらのラジオも大切にしたい」と話していた。

 午前9時半〜午後4時半(火曜休館)。入場無料。

(4月1日)

長野県のニュース(4月1日)

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