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小諸「まち映画」つくろう 男性呼び掛け

シンポで「まち映画」の計画を熱く語る田中さん(左)と藤橋さんシンポで「まち映画」の計画を熱く語る田中さん(左)と藤橋さん
 市民が企画から製作、上映までの全てを手掛ける「まち映画」を小諸市でつくろうと、同市出身の会社員田中幸城さん(25)=群馬県高崎市=が呼び掛けている。映画製作をきっかけに市民の力を結集し、まちづくりや人づくりにつなげる狙い。来春の上映を目指して31日は市内でシンポジウムを開き、計画概要などを市民ら約40人に説明した。

 田中さんとコンビを組む映画監督の藤橋誠さん(42)=埼玉県深谷市=によると、まち映画は群馬県を中心に各地の製作委員会が2002年から24作品を完成させている。実在する自動車整備士の専門学校やご当地グルメなど地域の身近な場所や出来事をテーマにするのが特徴という。

 田中さんは高崎経済大(高崎市)映画研究部時代に、群馬県玉村町が舞台の「漂泊」(14年)に出演するなど、これまで7作品に関わった。製作を通じて幅広い年代の人とつながりができ、地域への親しみも深まった経験から、「出身地の小諸でも試してみたい」と昨年から構想を温めてきた。

 シンポジウムでは、田中さんが粗筋案を公表。東京出身の女性とその娘が小諸で地域おこし協力隊員などと触れ合う人間愛を描きたいとした。計画では4月に製作委員会を結成。協賛企業や主題曲の募集、オーディションを行い、10月から本格撮影に入る。来年3月に小諸市で先行上映し、4月から県内外で上映する予定としている。

 この日は、日系ブラジル人と日本人の触れ合いを取り上げた群馬県大泉町が舞台のまち映画も上映され、来場者からは「夢がある」「小諸で実現できるなら楽しみ」といった感想が出ていた。

 田中さんはプロデューサーを務める予定で「若い世代が中心になって、小諸を活気づけたい」と話していた。問い合わせは田中さん(電話090・1432・5003)へ。

(4月1日)

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