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長野県立大・公立諏訪東京理科大が開学

 県短大を四年制化した長野県立大(長野市)と、私立諏訪東京理科大を公立化した公立諏訪東京理科大(茅野市)が1日、開学した。2017年度に公立化した長野大(上田市)を含め、公立大開設の動きはこれで一区切り。県内大学は国立1校、公立4校、私立5校の計10校となった。

 17年春に県内高校(既卒者含む)から大学に進学した人のうち県外に進んだ「流出率」は83・9%で、全都道府県で6番目に高かった。18歳人口が減少する中、私学助成金より手厚く地方交付税を原資とする運営費交付金で財政基盤を強化し、選択肢を広げて若者の定着を図ることが公立化の主な狙いだ。

 県立大は県が設立主体の公立大学法人が運営し、グローバルマネジメント学部グローバルマネジメント学科、健康発達学部の食健康学科、こども学科の2学部3学科で構成する。2日に教職員の辞令交付、8日に入学式を行う。開学に伴い県短大は学生募集を停止したが、17年度入学生が卒業するまで存続する。

 公立諏訪東京理科大は、諏訪地方6市町村が母体となり設立した公立大学法人が設置者となり、ものづくりが盛んな諏訪地方に合わせた工学系大学として再出発する。工学部の情報応用工学科と機械電気工学科に再編。公立化前の学部・学科は、17年度入学生が卒業するまで存続する。2日に法人理事長の任命式、6日に入学式、27日に開学式を行う予定だ。

(4月2日)

長野県のニュース(4月2日)