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善光寺大勧進 瀧口氏が特命住職に就任

善光寺本堂での業務に向かう大勧進の瀧口宥誠・特命住職(中央)=1日、長野市善光寺本堂での業務に向かう大勧進の瀧口宥誠・特命住職(中央)=1日、長野市
 天台宗務庁(大津市)が3月31日付で善光寺大勧進(長野市)の小松玄澄貫主(げんちょうかんす)(84)を解任したことを受け、瀧口宥誠(ゆうじょう)副住職(84)が1日、当面の貫主の業務に当たる特命住職に就き、業務を始めた。

 瀧口氏の特命住職就任は、天台宗(総本山・比叡山延暦寺)の規定に基づき、天台座主(ざす)が任命。瀧口氏はこの日、善光寺本堂で同寺事務局の役員改選に伴う認証式に臨み、新旧役員に辞令を交付した。

 大勧進では、5月末をめどに天台宗一山住職の合議などを経て、天台宗務庁に次期貫主候補を推挙する予定だ。

 小松氏は、職員に差別的な発言やセクハラ発言をしたとされる問題に絡み、昨年12月に天台宗務庁に辞任願を提出。1月に貫主退任の意向を表明したが、3月に事実関係を否定して辞意を撤回した。ただ、宗務庁は撤回を認めず、辞任願に基づき解任した。

 一方、小松氏は天台宗に対し、貫主の地位確認などを求める仮処分を大津地裁に申し立てている。

(4月2日)

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