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19年G20関係閣僚会合 軽井沢でエネルギーと環境 期待と歓迎

 2019年の20カ国・地域(G20)首脳会合の大阪開催に合わせ、「持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」が北佐久郡軽井沢町で開かれると決まったことを受け、阿部守一知事は2日、「県にとって大変ありがたい決定。万全の態勢を整えて取り組む」とのコメントを出した。県が太陽光発電や小水力発電などの「再生可能エネルギー100%地域」を目指していることから、エネルギー・環境分野の会合となったことも評価した。

 軽井沢町は2016年9月に先進7カ国(G7)交通相会合の開催地になった。藤巻進町長は取材に「G20は日本では初。大変光栄だ」とした上で「良い形で取り決めがなされ、軽井沢から世界に向けてメッセージを発信してもらえるといい」と期待を寄せた。「官民連携の組織をつくり、受け入れ準備を進めていきたい」との考えも示した。

 県産業労働部などによると、関係閣僚会合は首脳会合より前に開催される見通しだが、詳細な日程は未定。参加者の規模なども現段階では分かっていない。県の担当部局も同部や環境部など複数にまたがることになり、「(省庁側から)詳しい情報を得て、全庁を挙げて取り組むために庁内態勢を含めて検討する」(産業労働部)としている。

 地元軽井沢町では歓迎の声が聞かれた。軽井沢観光協会の土屋芳春会長は「自然豊かな軽井沢にさまざまな国が集う中、一つの『宣言』が出され、参加国で共有してもらう流れになるといい」と期待。「リゾート会議都市」としての知名度向上や、今後のまちづくりへの弾みにつながることも望んだ。

 町区長会の荻原里一会長は「自然を重視した地域づくりを進めている軽井沢に合った会合」と歓迎した。

(4月3日)

長野県のニュース(4月3日)