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軽井沢のベアドッグ、6匹の子犬誕生

「タマ」と生まれた子犬(NPO法人ピッキオ提供)「タマ」と生まれた子犬(NPO法人ピッキオ提供)
 熊を追い払うベアドッグ(熊対策犬)の4歳の雌「タマ」が北佐久郡軽井沢町で子犬6匹を産んだ。繁殖に取り組む町内のNPO法人ピッキオによると、国内でのベアドッグの出産は初めて。「母子ともに元気」だという。

 熊の追い払いに適した犬種「カレリアン・ベアドッグ」のタマは米国生まれ。2013年に病死した初代の後継として15年10月にやって来た。今年1月下旬〜2月上旬、国内繁殖のため米国から連れてきた4歳の雄「リオ」と一緒に過ごし、妊娠していた。

 タマは繁殖小屋で3月31日深夜から4月1日正午すぎにかけて雌5匹、雄1匹を出産した。体重は414〜562グラム。タマのハンドラー(飼育士兼訓練士)の田中純平さん(44)は、授乳などの子犬の世話をするタマを「しっかりと母性も出ている」と見守っている。

 子犬は5月中旬ごろから人に慣れさせる訓練を始める。米国の育成機関スタッフが適性を見極め、ベアドッグとしての訓練を行うという。

(4月3日)

長野県のニュース(4月3日)