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飯田下伊那 桜散り始めた枝も

桜の下、野だてを楽しむ催しを8日に開く下市田学校。葉桜になりかけている枝も=3日午後2時すぎ、高森町下市田桜の下、野だてを楽しむ催しを8日に開く下市田学校。葉桜になりかけている枝も=3日午後2時すぎ、高森町下市田
 飯田下伊那地域では桜の開花が予想を超えるスピードで進み、既に葉桜になりつつある所も。6、7日は県中南部で雨の予報も出ており、今週末に桜祭りを予定する主催者らは、やきもきが続く。

 「見頃の時季に開催できずがっかり」。下伊那郡高森町の町文化財「下市田学校」に植わるエドヒガン周辺で、8日に「桜を愛(め)で、抹茶に親しむ会」を開く有志グループ「下市田学校応援隊」の吉田正治さん(71)は残念がる。冬に寒かったことから、開花の遅れを予想し、催しを例年より1週間遅らせたところ、予想外の展開に。3日は早くも薄紅色の花びらが舞っていた。

 飯田市中心市街地の大宮通りなどで7、8日に祭りを開く「大宮通り桜保存会」の会長、井上基(もとし)さん(60)も「桜を楽しみに来てくれる人が減ってしまうのでは」とため息。南信州広域連合(飯田市)の気象アドバイザー土井雅彦さん(65)によると、大宮通りのソメイヨシノの標準木は3月31日に満開となり、1959(昭和34)年以来の早さという。長野地方気象台によると、飯田市では3月25〜31日、4月中旬から5月上旬並みの気温だった。

 「桜がなくても、会場に来た人たちが野だてや琴の演奏で楽しめるイベントにしたい」と、下市田学校応援隊の吉田さん。催しの内容を強調し、春の一日を楽しもうと大勢が足を運んでくれることを期待している。

(4月4日)

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