長野県のニュース

ミールケア 給食献立をスマホに配信

保育園や幼稚園の給食の献立などを写真付きで保護者が確認できるアプリのスマホ画面保育園や幼稚園の給食の献立などを写真付きで保護者が確認できるアプリのスマホ画面
 給食受託サービスのミールケア(長野市)が、提携先の保育園や幼稚園の保護者らに給食の献立や調理法、栄養価などの情報を届けるスマートフォン向けアプリを開発し、4月から運用を始めた。紙で各家庭に配られるのが一般的な献立表をペーパーレス化。子どもが食べた給食をスマホで手軽に把握できるため、家庭との連携で食生活の充実にも役立つ。初年度は全国350施設での導入を目指す。

 保育園などの給食の献立表は、月単位で配布する例が多い。独自開発のアプリ「キッズミール」は、利用登録した園の保護者がスマホを使って毎日、子どもが食べた給食の情報を得られる。各園の職員らが、メニューや使われた食材、栄養価を入力し、実際に提供した写真も添付。見やすいように、カレンダー形式で一覧表示もできる。

 子どもが残さずに食べたかを保護者が聞き取って記録する機能があり、好き嫌いについての情報を園と共有できる。夕食の献立の提案サービスも提供。人工知能(AI)を利用した提案も視野に入れる。給食と合わせて調理方法を載せ、各家庭で参考にしやすいように工夫した。

 ミールケアの丸山寛典副社長は、今回のアプリの活用により「食育について保育園・幼稚園と家庭が連携しやすくなり、子どもの好き嫌いをなくす手助けにもなればいい」とする。利用登録した園の年間使用料は10万円からで、保護者の負担はない。

 同社は3月に本社機能がある長野市穂保の飲食施設「み〜るんヴィレッジ」を「食育ヴィレッジみーるマ〜マ」に改装した。食材にこだわったレストランやパン・ケーキ店の他、管理栄養士らが食生活に基づく健康づくりを支援するワークショップの場も新設し、「健康に特化したサービスの充実を図る」としている。2018年4月期の売上高は約53億円を見込む。

(4月5日)

長野県のニュース(4月5日)