長野県のニュース

長野で山林火災 24ヘクタール燒く

山梨県の消防防災ヘリも消火活動に当たった長野市若穂綿内の山林火災=6日午後2時21分山梨県の消防防災ヘリも消火活動に当たった長野市若穂綿内の山林火災=6日午後2時21分
 6日午後0時5分ごろ、長野市若穂綿内で「枯れ草が燃えていて建物に燃え移りそうだ」と男性から119番通報があった。火は周辺の山に延焼し、県が災害派遣要請した陸上自衛隊のヘリコプターや、応援を求めた山梨、埼玉両県の防災ヘリが上空から散水。長野中央署によると、午後5時15分ごろ鎮火したが、24ヘクタール以上を焼いた。けが人はいなかった。市消防局はたき火の不始末が原因とみて調べている。

 長野地方気象台によると、出火当時、長野市内では南西方向から強風が吹き、午後1時前には同市箱清水で最大瞬間風速21・7メートルを観測。火は風にあおられて燃え広がったとみられる。

 長野市は災害対策本部、県は警戒対策本部を設置。市消防局によると、現場には消防車両16台、消防隊員ら約90人と同市消防団員約160人が出動した。陸自のほか、山梨、埼玉、群馬の各県に消火活動の応援を要請。長野県消防防災ヘリは昨年3月の墜落事故後、リース機での運航再開を目指しているが、訓練中のため出動しなかった。

 このほか県内では6日、飯山市野坂田で下草約1ヘクタール、諏訪郡原村で下草約2300平方メートルを焼く火災もあった。

 県危機管理部によると、県内で今年2〜3月に起きた林野火災や枯れ草火災は計172件。前年同期比で48件増えた。火災による死者は7人で前年同期を4人上回っている。

(4月7日)

長野県のニュース(4月7日)