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菊池彩花が引退表明 富士急のコーチに

祝賀会で引退を報告する菊池彩花祝賀会で引退を報告する菊池彩花
 2月の平昌冬季五輪スピードスケート女子団体追い抜きで金メダルを獲得した南佐久郡南相木村出身の菊池彩花(30)=富士急・佐久長聖高出=が8日、現役引退を正式に表明し、富士急のコーチに就くことを明らかにした。所属先の富士急が山梨県富士吉田市で同日開いたスケート部創部50周年記念祝賀会で菊池は「今季をもって現役を引退する」と語った。

 菊池は佐久長聖高を卒業した2006年、長野五輪銅メダルの岡崎朋美らが当時所属していた富士急に入った。「世界トップクラスで活躍する先輩がたくさんいて、成績を出せずにプレッシャーを感じる時期もあった。でもどんな時もひた向きにスケートと向き合い、努力してきたことは誰にも負けない自信があった」と涙声で振り返った。

 指導者として歩む今後は「後進の育成やスケート界の発展のために精進していく」と話した。富士急は現在、監督が不在で、菊池の引退により所属選手は2人。

 菊池は14年ソチ五輪に初出場。平昌五輪は1年半前に右脚の筋を切る大けがを乗り越えて日本の金メダル獲得に貢献した。スケート一家に育った5人姉妹の次女で、いずれもショートトラックで三女悠希と五女純礼は平昌五輪に出場、四女萌水はソチ五輪代表に選ばれた。

(4月9日)

長野県のニュース(4月9日)