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水引作品、多彩なあしらい 飯田でコンテスト

水引で作った家や小物を虫眼鏡で見る来場者水引で作った家や小物を虫眼鏡で見る来場者
 飯田下伊那地域の伝統工芸「水引」をさらに盛り上げようと、飯田水引協同組合(長野県飯田市)などでつくる実行委員会は8日、第3回飯田水引コンテストを飯田市の南信州・飯田産業センターで開いた。今年はアクセサリー、ギフト、芸術の3部門に県内外の52人から90作品が集まった。

 アクセサリー部門で最優秀賞となった飯田市松尾上溝の山口千津子さん(56)の作品は、30色の水引約100本を使用。直径約5センチの輪に色とりどりの水引をあしらっている。山口さんは「賞品の水引5千本を使ってまた制作に挑みたい」と話した。

 下伊那農業高校(同)の生徒は、牛や豚、野菜を水引で模した作品を展示。来場者が「下農らしい」と笑顔で話しながら作品をじっくりと見つめていた。

 第1回から審査委員長を務める同市出身のヘアメーキャップアーティスト小椋ケンイチさんの講評も。小椋さんは「これまで水引を立体的に使う作品が多かったが、今回はあえて額に入れるなど、平面的な作品も目立った」とし、水引作品の今後の発展に期待を寄せた。

 他部門の最優秀賞には、ギフト部門で豊丘村の有's(ありす)さん、芸術部門では千葉県成田市の平田奈々さんが選ばれた。

(4月10日)

長野県のニュース(4月10日)