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県防災ヘリ、長野でも空中消火訓練

空中散水訓練を行う県消防防災ヘリ=10日、長野市若穂綿内の同市滑空場空中散水訓練を行う県消防防災ヘリ=10日、長野市若穂綿内の同市滑空場
 県消防防災ヘリコプターの運航再開を目指す県は10日、長野市内の犀川と千曲川の河川敷で空中消火訓練を実施した。県消防防災航空隊が拠点にする県営松本空港(松本市)以外で同様の訓練を行うのは初めて。同隊と長野市消防局の計約30人が山林火災に備え、ヘリに取り付けた消火用タンクへの給水や目標地点への散水を繰り返した。

 給水訓練は、同市川合新田の犀川第2緑地公園で実施。市消防局のポンプ車からヘリのタンクに、1回500リットルを給水した。その後、同市若穂綿内の千曲川河川敷の同市滑空場まで飛行し、地上15〜30メートルの高さから目標に向けて散水した。約1時間の訓練で6回の給水と散水を重ねた。

 昨年3月の県消防防災ヘリ墜落事故を受け、県は運航再開に向けて民間リース機体を使った飛行訓練を3月に開始。4月下旬から5月上旬の運航再開に向け、訓練は最終盤を迎えている。

 訓練後、同隊の水崎厚史消防隊長は「搭乗員のコミュニケーションや連携は取れており、目標地点に散水できた。安全の土台をしっかり築き、運航再開したい」と話した。

(4月11日)

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