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教育体制充実 学校債を発行 上田の高校運営法人

22人の新入生が出席したさくら国際高校の入学式22人の新入生が出席したさくら国際高校の入学式
 広域通信制高校「さくら国際高校」(上田市)などを運営する学校法人「上田煌桜(こうおう)学園」(荒井裕司理事長)は、学校債を初めて発行する。一口10万円からで、年0・5%の固定金利で原則3年間借りる仕組み。学校設備や教育体制の充実に向けた取り組みに充てる狙いで、本年度は生徒の成績管理などを行う新システムを構築する計画だ。

 通常の運営費は入学金や授業料、補助金などで賄っているが、学校債で得た資金で生徒の希望に合った学習コースの新設などをスムーズに進め、特色ある教育を安定的に行う。在校生と卒業生の保護者、学校の教育理念への賛同者を対象に、総額1億円を目標に募集。期限は設けず、申し込みは常時受け付ける。

 同法人はさくら国際高校と都内の同高校東京校を運営。不登校経験や発達障害など、さまざまな事情の生徒が学ぶ受け皿となっている。さくら国際高校には、本年度の新入生22人を含め県内外出身者計約100人が通う。このほか、学習支援を行う「キャンパス」「学習センター」も県内外にあり、全国約1200人の学びを支えているという。

 さくら国際高校では13日、入学式が行われ、新入生代表の女子生徒(15)があいさつ。「中学の時はクラスになじめず、学校に行けない時期があった。看護師になる夢があるので、たくさん勉強していきたい」と抱負を話した。

 荒井理事長は「生徒たちのために、ぜひお力添えをいただきたい」と話している。

 学校債などの問い合わせはさくら国際高校(電話0268・39・7707)へ。

(4月14日)

長野県のニュース(4月14日)