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貫主解任の小松氏 大勧進に地位確認要求

 天台宗務庁(大津市)に3月末で善光寺大勧進(長野市)の貫主(かんす)を解任された小松玄澄(げんちょう)氏(84)が大勧進などに対し、貫主の地位確認と業務妨害禁止を求める仮処分を18日に長野地裁に申し立てる意向であることが14日、分かった。代理人弁護士は取材に「貫主解任は不当で、憲法に基づく人格権の侵害だ」としている。小松氏は3月、天台宗に対し、同じ仮処分を大津地裁に申し立てている。

 大勧進では、天台宗トップの天台座主(ざす)の任命を受け、4月から小松氏に替わり、瀧口宥誠(ゆうじょう)特命住職(84)が当面の貫主の業務に当たっている。

 小松氏は、職員に差別的な発言やセクハラ発言をしたとされる問題に絡み、善光寺周辺の宿坊でつくる天台宗一山の一部住職らと対立。昨年12月に天台宗務庁に辞任願を提出し、今年1月に貫主退任の意向を表明したが、3月に事実関係を否定して辞意を撤回した。宗務庁は撤回を認めず、解任した。

(4月15日)

長野県のニュース(4月15日)