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現新3氏の争い 伊那市長選スタート

 任期満了に伴う伊那市長選と市議選(定数21)は15日、告示された。市長選は、現職で2期目の白鳥孝氏(62)=西箕輪、新人で元市議の八木択真氏(39)=坂下、新人で元会社員の三石佳代氏(41)=上牧=の無所属3氏が立候補し、選挙戦に入った。投開票は22日。

 白鳥氏は中央の事務所前で第一声。「高齢者や障害者の皆さんら弱者を支援する行政を伊那市で実現していく」と訴えた。日本一子育てしやすいまちづくりの実現や農林業、観光の振興、企業誘致や既存企業の支援をすると強調。再生可能エネルギーへの転換を進めていくとした。

 八木氏は荒井のセントラルパークで第一声。「若い人が夢を見られて、お年寄りが安心できる伊那市を実現していく」と主張した。医療・介護・福祉の連携や、空き店舗が目立つ中心市街地の再生、高遠町の通年観光地化、農業の後継者育成、子育て支援などに力を入れると述べた。

 三石氏は荒井の事務所内で第一声。「市政の赤字は補助金や制度資金の使い方が原因であることは明らか」と強調した。無駄遣いを見直した上で、医療や福祉、子育て支援に予算を使うと訴えたほか、経済の振興を図るため、美術の市場を開設して作品を取引すると主張した。

 市議選は定数と同じ21人が立候補し、無投票当選が決まった。無投票は2006年の3市町村合併による現伊那市発足後、初めて。

 14日現在の有権者数は5万6313人(男2万7448人、女2万8865人)。このうち18、19歳は計1311人。

 また、任期満了に伴い15日に告示された中野市議選(定数20)も定数と同じ20人が立候補し、無投票当選した。同市議選も、05年に2市村の合併で現中野市が発足後、初めての無投票。

 県内の市議選が無投票となるのは15年の駒ケ根市議選以来。

(4月16日)

長野県のニュース(4月16日)