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自分を信じることから 佐久で「武論尊さん漫画塾」スタート

塾生を前に講義する武論尊さん=15日、佐久市塾生を前に講義する武論尊さん=15日、佐久市
 人気漫画「北斗の拳」の原作者で長野県佐久市出身の武論尊(ぶろんそん)さん(70)=本名・岡村善行さん、東京=が若手漫画家や原作者を育成しようと開く「武論尊100時間漫画塾」が15日、佐久市で開塾した。塾は来年3月まで開き、著名漫画家らが講師を務める予定。初日は武論尊さんと、「タッチ」の作者あだち充さんらが講義した。

 塾生は高校生から30代までの31人。内訳は市内在住者が9人、それ以外の県内が20人、県外が2人。応募者109人から作品選考や面接を経て、「伸びしろがある」(武論尊さん)と見込まれた若者たちだ。武論尊さんは取材に、プロとして雑誌に連載する塾生が生まれるよう取り組んでいく考えを示した。

 武論尊さんは「佐久近辺にこんなに漫画を志す人がいてびっくりした。少しでも道を開くことができたらいい」とあいさつ。「まず自分の才能を信じることから始めよう」と呼び掛けた。開塾式で佐久市の柳田清二市長は「情熱を持ち充実した100時間を送って」と激励した。

 東御市の自営業漆原裕也さん(21)は「いよいよ始まるんだと実感した」。須坂市の自営業小林日南子さん(22)は塾を通して「自分の方向性を固めたい」、長野市の自営業田中真理子さん(32)は「1年後に羽ばたけるよう頑張りたい」と話していた。

 塾は各回5時間、原則月2回のペースで計20回開く。「釣りバカ日誌」の原作者やまさき十三さんなど漫画家・原作者、出版社の編集者ら計約30人が講師を務める予定だ。

(4月16日)

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