長野県のニュース

県が第2次消費生活計画まとめる

 県は、2018年度から5年間の消費者行政の指針となる「第2次県消費生活基本計画・消費者教育推進計画」をまとめた。新たに「消費者大学」と銘打ち、消費トラブルなどを学ぶ一般向け講座を充実させることが柱の一つ。環境や社会に配慮した製品やサービスを選ぶ「エシカル消費」の普及も重点的に進める。

 消費者大学は、本年度からの「県総合5か年計画」が「学び」と「自治の力」を重視していることを踏まえた。現在も開いている一般向けセミナーを衣替えし、地域で消費者教育を担う人材養成につなげる―との位置付けを明確にした。「エシカル」は倫理的との意味で、エシカル消費は県独自に「健康への配慮」の視点も加えた消費行動を促す。

 具体的な数値目標には、消費者大学や県版エシカル消費の関連のほか、2017年に219件だった特殊詐欺被害の年間認知件数を90件以下にすると掲げた=表。14年度からの第1期の計画も同じ目標を設定したが、手口の多様化もあり未達成だったため、さらに対策を強める。

 若者向けの啓発にも注力。本年度は、4月に開学した長野県立大(長野市)の学生が中心になって、県版エシカル消費に当てはまる店などをまとめた地図を作成する予定だ。

(4月17日)

長野県のニュース(4月17日)