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信学会が県外に進出 上越で塾開講

信学会が新潟県上越市に開設した上越高田本校信学会が新潟県上越市に開設した上越高田本校
 学校法人信学会(長野市)は今月、新潟県上越市に、県外では初の開設となる学習塾「信学会上越高田本校」を開いた。2015年3月の北陸新幹線(長野経由)金沢延伸と上越市内への新駅設置による交通アクセス向上で、講師を派遣しやすくなったことを生かし、新たな市場に攻勢を掛ける。初年度は百人程度の塾生を確保する計画。現地で知名度を高めながら、同校を拠点に上越地区で塾の拡大を目指す。

 上越高田本校の校舎は、上越市内で進学校とされる高校や中学校から近く、塾生が通いやすい場所に確保。小中学生向けの「ゼミナール」と高校生向けの「グリーンクラス」を設けた。高校生向けの授業は、信学会の長野予備学校(長野市)の講師が上越高田本校を訪れて担当する。2〜3月に現地で開校説明会や無料体験講習を行い、開校時点で約30人の生徒が集まった。

 信学会によると、上越市では高校生対象に講師が直接授業する塾がなく、長野県内に通って信学会の授業を受ける生徒もいた。ニーズがあることに加え、北陸新幹線延伸で講師派遣が容易になったことから県外進出を決めた。

 信学会が長野県で運営する塾は小中学生向けが24校、高校生向けが8校、個別指導が26校ある。上越高田本校での指導方法は県内と共通だが、新潟県の高校入試は5教科の試験に加え、論理的な思考力などを試す独自検査があるため、現地の入試に対応した指導を追加。新潟県内の統一模試にも参加する。

 少子化で子どもの数は減っているが、信学会によると、1人当たりの教育費は増えており、特に低学年から塾通いする子どもが増加。信学会の塾を利用する小中高校生は現在約5千人で、5年前と比べて1割ほど増えたという。信学会北信本部の原山敏一本部長は「新潟県でも進学実績を積み上げて知名度を高め、上越高田本校を拠点に校舎を増やしたい」としている。

(4月17日)

長野県のニュース(4月17日)