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県内GW旅行商戦熱気 アジア・国内に人気

大型連休中の旅行商品を扱う日本旅行長野支店=長野市大型連休中の旅行商品を扱う日本旅行長野支店=長野市
 4月28日からの大型連休に向け、県内の旅行商戦が熱を帯びている。JTB(東京)は、前半に3連休、後半に4連休があり、平日2日間を休めば9連休となる日並びの良さから、国内・海外旅行に出掛ける人は前年比1・0%増の2443万人で過去最高になると見込む。県内の旅行会社の窓口では中・近距離のアジアや国内旅行が人気で、県内観光地は入り込み増を期待している。

 日本旅行長野支店(長野市)によると、海外は韓国・ソウルやタイ南部プーケットなど、国内は県営松本空港(松本市)発着の九州旅行が人気。平日の5月1日と2日も休みを取ってイタリアなどの欧州旅行を予約する人もいるが、後半に5連休があった昨年と比べると、長距離の海外旅行は低調という。

 エイチ・アイ・エス(東京)広報室によると、長野県内の営業所で予約があった海外旅行の行き先は、人気1位が米ハワイ・ホノルル、2位台湾・台北、3位ソウルの順。連休が前半と後半に分かれるため、中・近距離が選ばれやすいという。

 長野経済研究所(長野市)が県内経営者に4〜6月の景気見通しを尋ねた調査によると、ホテル・旅館業は「大型連休を中心に都市部、観光地ともに堅調な利用が見込まれる」。鉄道予約も好調で、JR東日本長野支社(長野市)によると、大型連休中の予約状況(12日時点)は北陸新幹線(長野経由)が前年同期比4%増、中央東線が8%増、中央西線が4%増という。

 軽井沢プリンスホテル(北佐久郡軽井沢町)の大型連休中の客室予約は前年同期比14%増で、4月29日、5月3、4日は満室に近い。子どもの宿泊料金を見直し、ホテル周辺の野外体験プログラムを充実させたことで「家族客の予約が増えている」という。

 大王わさび農場(安曇野市)は大型連休中、約7万〜8万人が訪れると予想。3〜5日は4万人が来場するとみて売店担当などのスタッフを20人ほど増員して対応する。

 白馬観光開発(北安曇郡白馬村)が運営する白馬岩岳マウンテンリゾート(同)は今年から、大型連休中にゴンドラリフトを毎日運行する。「残雪の北アルプスや新緑の風景を楽しみたい」との声を受け、昨年5月に試験運行。今年は運行日を増やし、集客効果を狙っている。

(4月20日)

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