長野県のニュース

期待と北ア 背負って田植え 安曇野

残雪の北アルプスを背に田植えをする若手稲作グループ=19日、安曇野市残雪の北アルプスを背に田植えをする若手稲作グループ=19日、安曇野市
 米どころの安曇野市で19日、早めの田植えが始まった。青空の下、地元の若手稲作グループ「安曇野.come(ドットコメ)」が次々と苗を植えると、残雪の北アルプスを映す水田に緑の苗が点々と並んでいった。

 昨年まで、同市豊科高家の農業宮沢幸(みゆき)さんがいち早く田植えをすることで知られ、シーズン到来を告げる風物詩になっていた。ただ、幸さんは昨年末に80歳で死去。今年は「苗の生育が良く、例年より5日ほど早い」というドットコメが早めの田植えとなった。

 ドットコメは、宮沢和芳さん(33)ら20〜40歳代の農業後継者8人でつくる。「自分たちもおいしいコメを作り、安曇野の魅力を発信したい」と考えているという。この日は同市三郷明盛の水田に5人が集まり、酒米「ひとごこち」の苗を植えた。和芳さんは「安曇野の雄大な景色に負けないコメを消費者に届けたい」と意気込んでいた。

 地元のあづみ農協によると、安曇野地域の田植えのピークは5月中旬という。

(4月20日)

長野県のニュース(4月20日)