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志賀草津高原ルート 安堵の開通

冬季の閉鎖を終え開通した志賀草津高原ルート=20日午前10時48分、群馬県中之条町冬季の閉鎖を終え開通した志賀草津高原ルート=20日午前10時48分、群馬県中之条町
 下高井郡山ノ内町の志賀高原と群馬県草津町を結ぶ「志賀草津高原ルート」(国道292号)の冬季通行止めが20日午前、解除された。草津白根山(長野、群馬県)の本白根山(群馬県草津町)が1月に噴火し、通行などへの影響が懸念されたが、草津町が立ち入り規制を縮小し、例年通りの開通を迎えた。

 午前10時の開通直前、山ノ内町の横手山スキー場近くのゲート前には県内外から訪れた多くの車やバイク、自転車が連なった。時報とともにゲートが開放されると、除雪で道路沿いにできた真っ白い雪の壁の間をゆっくりと走り抜けていった。

 開通前には、山ノ内町観光連盟が「除雪開通交通安全祈願式」を開催。続いて、同町の竹節義孝町長や観光関係者らがテープカットして開通を祝った。19日に予定していた「雪の回廊ウォーキング」は噴火の影響で中止したが、竹節町長は「観光への影響は最低限に抑えられる」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 気象庁は3月、本白根山の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に設定。これを受け、草津町は火口周辺の立ち入り規制を噴火後の半径2キロから1キロに縮小し、ルートが規制範囲から外れた。ただ、群馬県側の一部区間は、雨などで火山灰が流れ出す可能性があり、視界が悪くなる午後6時〜翌午前7時は通行できない。

(4月20日)

長野県のニュース(4月20日)