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喬木村政に若者の視点 議会モニターに高校生

村議会について書かれた資料を読む八木さん=20日午後7時40分、喬木村役場村議会について書かれた資料を読む八木さん=20日午後7時40分、喬木村役場
 議員の担い手の幅を広げる狙いで「夜間・休日議会」に取り組む下伊那郡喬木村議会が、村内各地区の代表に本会議や委員会を傍聴するなどして提言を出してもらう「議会モニター」の年齢制限を撤廃した。これまでは「20歳以上」と定めていたが、若い人が参加して政治への関心を高めてほしい―と見直した。20日夜、モニターを集めた懇談会を開き、高校生に初めて委嘱状を渡した。

 議会モニターは村内16地区が1人ずつ推薦。他に希望者がいれば計20人まで委嘱できる。任期は2年。年4回開かれる村議会定例会の傍聴や、定例会後に発行される「議会だより」を読んだ後、議会運営や村政についての意見を出す役割を担う。

 年齢制限撤廃のきっかけは、16地区のうちの一つ馬場地区から受けた「高校生を推薦したい」との相談。同地区は「なるべく若い人に参加してもらいたい」と考えていたという。議会側は3月定例会中に、平日の日中は学校にいることが多い高校生らにも夜間・休日議会なら参加してもらいやすい上、若者の視点を取り入れることで議会の質向上にもつながる―と判断。モニターの条件を「村内に居住する者」だけにした。

 20日夜、村役場で開いた懇談会で新任、再任合わせ16人に委嘱。主に60代男女が席に着く中、飯田風越高(飯田市)2年の八木麻衣子さん(16)も参加した。議会を傍聴したことがないという八木さんは「高校生としての意見を出し、私が参加することで同世代や下の世代が政治に関わるようになるとうれしい」と話した。

 下岡幸文議長(63)は「耳当たりのいい意見は要らない。高校生目線で素直な意見を出してほしい」と期待した。

(4月21日)

長野県のニュース(4月21日)