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伊那市長選 白鳥氏3選

3選を果たし、万歳をする白鳥孝氏=22日午後8時54分、伊那市荒井3選を果たし、万歳をする白鳥孝氏=22日午後8時54分、伊那市荒井
 任期満了に伴う伊那市長選は22日投開票され、現職の白鳥孝氏(62)=無所属、西箕輪=が、ともに無所属新人で元市議の八木択真氏(39)=坂下、元会社員の三石佳代氏(41)=上牧=を破り、3選を果たした。白鳥氏と次点の八木氏とは7667票差だった。投票率は52・03%で、2014年の前回選を14・42ポイント下回り、06年の3市町村合併による現伊那市発足後で最低となった。

 白鳥氏は、2期8年の実績や市政の継続を強調。子育て支援や企業誘致、農林業活性化、新産業技術を生かしたまちづくりなど、これまで取り組んできた施策を軸に「安定と飛躍」を訴えた。伊那谷に県内駅ができる27年のリニア中央新幹線開通を見据えた社会資本整備も主張した。

 昨年12月中旬に立候補を表明。市内全域を網羅した後援会組織を中心に選挙戦を展開した。自民党の宮下一郎氏(衆院5区)や、ともに同党県議団で伊那市区(定数2)選出の向山公人、酒井茂両県議の後援会、連合上伊那地域協議会の推薦を得た。自民支持層をまとめ、各地区から満遍なく得票。告示後は八木氏に追い上げられたが、組織を引き締めて振り切った。

 八木氏は2月中旬に出馬表明し、現市政を転換すると主張して地元企業の支援や観光振興などを訴えた。「完全無所属」を掲げ、共産党上伊那地区委員会が「勝手連」として応援。共産支持層を固めるなどしたが、及ばなかった。

 三石氏は美術市場の開設などによる「アートの街」づくりなどを主張。出馬表明が今月1日と遅かったことも影響し、支持は広がらなかった。

 白鳥氏の任期は4月30日から。

(4月23日)

長野県のニュース(4月23日)