長野県のニュース

志賀草津ルート通行止め 開通直後 戸惑い

群馬県側の一部区間について「全面通行止」を伝える看板=22日午後1時50分ごろ、下高井郡山ノ内町と群馬県境群馬県側の一部区間について「全面通行止」を伝える看板=22日午後1時50分ごろ、下高井郡山ノ内町と群馬県境
 草津白根山の白根山の噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げられ、下高井郡山ノ内町と群馬県草津町を結ぶ志賀草津高原ルート(国道292号)の火口に近い約8・5キロの区間が通行止めになった。同ルートは冬季閉鎖を終え、20日に開通したばかり。本格的な観光シーズンに向け、開通を喜んでいた地元関係者や、心待ちにして訪れた観光客からは戸惑いの声が上がった。

 22日、同ルートには多くの車やバイクが見られたものの、渋峠にある渋峠ホテルの従業員児玉英之さん(46)は「(開通後初めての休日だった)21日と比べて交通量が半分以下になってしまった」と残念がった。

 山ノ内町にとっても観光客の呼び込みを図る重要なルートだけに、竹節義孝町長も「残念」と話した。ただ、「安全は最優先しなければならない。通行止めは一部」とし、今後、万座温泉経由で群馬県とは行き来できることをアピールしていくとした。

 トルコ石の水色を思わせる湯釜(火口湖)は昨年6月、3年ぶりに展望できるようになったところだった。同町の国道292号沿いにある道の駅「北信州やまのうち」で22日、同ルートの一部通行止めを伝える看板を見た宇都宮市の会社員鈴木元信さん(36)は「開通を聞いて来たので残念。(湯釜の)見学をあきらめて帰ります」と話していた。

 長電バス湯田中営業所(山ノ内町)によると、同日、長野電鉄湯田中駅前(同)から草津白根レストハウス前(草津町)までの路線バスは渋峠を終点にした折り返し運転に切り替えた。

(4月23日)

長野県のニュース(4月23日)