長野県のニュース

糖尿病予防と治療「目標を」 東御で信毎健康フォーラム

「侮れない糖尿病」をテーマに開いた第94回信毎健康フォーラム「侮れない糖尿病」をテーマに開いた第94回信毎健康フォーラム
 第94回信毎健康フォーラム(信濃毎日新聞社など主催、信州大学医学部協力、キッセイ薬品工業協賛)は22日、「侮れない糖尿病」をテーマに東御市文化会館で開いた。医師が糖尿病の予防法や治療法などを紹介し、約300人が聞いた。

 相沢病院(松本市)の相沢徹・糖尿病センター顧問は、不適切な生活習慣に加え、高齢化などによって糖尿病になりやすくなると解説。適度な食事と運動は誰でも心掛けられる予防法で、「生活習慣を非常に厳密に管理すると、軽い糖尿病の人なら症状が改善される」とも話した。予防と治療に取り組む際は、何のために健康を維持するかを考えることが重要とし「何か前向きな目標をつくってみてほしい」と呼び掛けた。

 浅間総合病院(佐久市)の仲元司・糖尿病センター長は、合併症のリスクを下げるために、血糖値を把握し、管理することを勧めた。人によって目標とすべき値は変わってくるが、合併症予防のためにも、糖尿病の指標「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」の値は、7%未満を目標にするといいとした。治療については、医師や看護師などの連携の輪に患者も入り、「チームが協力して臨むのが大事だ」と話した。

 2人の講演の後は、信濃毎日新聞社の三村卓也文化部長の進行でパネル討論。治療法についてや、高齢の糖尿病患者に対し、家族や周囲がどのようなことに気を付けるべきか―といった来場者の質問に2人が解説した。

(4月23日)

長野県のニュース(4月23日)