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アカカミアリ緊急調査 長野の発見場所付近

アカカミアリがいないか調べる調査員=23日午後1時55分、長野市青木島町大塚の青木島遊園地アカカミアリがいないか調べる調査員=23日午後1時55分、長野市青木島町大塚の青木島遊園地
 長野市青木島町の住宅内で有毒の特定外来生物アカカミアリが見つかったことを受け、環境省などは23日、発見現場に近い青木島小学校など4カ所でアカカミアリがいるか調べる「緊急調査」を行った。調査会社社員が歩きながら地面を目視して調べたが、アカカミアリやその巣は確認されなかった。

 4カ所は他に、青木島遊園地、青木島保育園、俊英幼稚園。発見現場から数百メートルの範囲にあり、子どもが外遊びでアリに触れる可能性があるため、今後予定する面的な「詳細調査」を前に調べた。

 青木島遊園地では、地域環境計画(東京)社員で昆虫分類に詳しい伊藤元さん(46)が地面やコンクリートの割れ目を注意深く見て回り、アリを集めるため数メートル間隔で餌のスナック菓子を置いて観察。「(在来種の)クロヤマアリやトビイロシワアリの巣が高密度にある。アカカミアリが入り込むのは難しい」との見解を示した。

 調査結果を受け、市と市教委は同日、青木島小学校と青木島保育園、俊英幼稚園を対象に継続してきた屋外活動の自粛要請と、青木島遊園地への立ち入り禁止措置について、子どもへの注意喚起の徹底などを求めた上で、24日から解除すると決めた。

 アカカミアリは14日に1匹が見つかり、同省が18日に女王アリだと特定した。他には周辺で見つかっていない。市環境保全温暖化対策課によると、21、22日に市民から「捕まえたアリがアカカミアリかもしれない」といった問い合わせが3件あったが、市が調べた結果、いずれもアカカミアリや、近縁で毒性の強いヒアリではなかった。

(4月24日)

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