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女性運転手が「合同女子会」 第一交通産業の県内グループ6社

女性ドライバーが業務上の悩みや改善点を話し合った「合同女子会」女性ドライバーが業務上の悩みや改善点を話し合った「合同女子会」
 タクシー大手「第一交通産業」(北九州市)の県内グループ6社は24日、女性ドライバーが仕事の悩みや改善点を話し合う「合同女子会」を諏訪市で開いた。男性中心の労働環境を見直し、女性に間口を広げて人手不足を解消する目的。中南信地方と佐久地方で働く女性12人と男性管理職が参加し、意見を交わした。県タクシー協会によると、同様の取り組みは、県内では聞いたことがないという。

 女性4人と管理職1人のグループに分かれて議論。労働環境を巡っては「長時間拘束されるため、家庭との両立が難しい」との声や、トイレや更衣室が男女兼用の事務所があるとして「早急に分けてほしい」との要望が出た。子育て中のドライバーからは、休みが取りにくい面があるといった声も出た。

 第一交通産業グループ長野地区(松本市)は、不定期で会合を続ける考え。長野地区代表で相互第一交通(同)社長の上條良民さんは、泥酔客への対応やセクハラ被害など、女性ドライバーが心配する課題は多いと指摘。「一つ一つの声を受け止め、確実に改善につなげたい」と話した。

 この日参加しなかった1社を含め、県内のグループ会社7社のドライバーは計306人。うち女性は25人で8・2%にとどまっており、女性の採用拡大で人手不足に対応したい考えだ。第一交通産業は全国のグループ会社で同様の女子会を開いているという。

(4月25日)

長野県のニュース(4月25日)