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県警ヘリ、ねじ落下か 運航を当面見合わせ

県警ヘリ「やまびこ1号」=2015年7月撮影県警ヘリ「やまびこ1号」=2015年7月撮影
 県警は25日、訓練飛行を終えた県警ヘリコプター「やまびこ1号」から、機体に取り付けられているねじと座金(ワッシャー)各1個が紛失したと発表した。飛行中に落下したとみて調べており、けが人や建物などへの被害は確認されていない。県警によると、県警ヘリの部品落下は1981(昭和56)年の運用開始以降、初めて。県警は機体の安全確認のため運航を当面見合わせる方針。長引けば大型連休中の山岳遭難救助などに影響が出る可能性がある。

 県警地域課によると、紛失したねじは長さ約2・5センチ、直径約6ミリ、重さ約4・5グラム。座金は直径約1・5センチで重さは1・5グラム。いずれも機体のメインローター(主回転翼)下部にあり、トランスミッション(変速機)を覆う強化プラスチック製カバーのつなぎ目を固定していた。カバーのつなぎ目は6カ所で固定され、1カ所が外れても飛行に影響はないという。

 やまびこ1号は同日午後1時55分に県営松本空港(松本市)を離陸。塩尻市、松本市、安曇野市、北安曇郡松川村、大町市、東筑摩郡麻績村、北安曇郡池田町の上空を飛んだ後、午後3時25分に同空港に戻った。飛行前に整備士が目視で機体を確認した際にねじと座金はあったが、訓練終了後の午後3時40分ごろ、点検中に紛失が確認された。

 やまびこ1号は1〜3月に年に1度の耐空検査を実施し、機体に問題は見つからなかった。県警ヘリは2機あり、もう1機のやまびこ2号も今回の事故を受けて機体を点検。異常はなかったため26日以降も運航を続ける。

(4月26日)

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