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丸子修学館高に環境配慮の新栽培システム 高糖度トマトの苗作付け

トマトの苗を作付けし、土をならす生徒たちトマトの苗を作付けし、土をならす生徒たち
 丸子修学館高校(上田市)に、肥料などを含む排液量を減らした養液栽培システムが完成した。地元の農家の協力で昨年度から整備し、環境に配慮した方法で生産した農産物を地域の新たな特産品として売り込みたい考え。25日は、農業分野の授業を選択する3年生9人が、高糖度トマトの苗を作付けした。

 システムは、長細い培地の中央にホースを通し、そこからさらに細いチューブを枝分かれさせ、1株ずつに養液を効果的に染み込ませる。また、専用の装置により、午前8時から午後5時まで1時間ごとに100ccずつ養液を供給する。一方、培地はハンモックのようにつるして地表から離し、下に設置した雨どいにたまった養液を循環させることで排液を減らす。

 この日は、高糖度トマトの苗約100株を作付けした。生徒たちは約20センチの間隔でヤシの繊維でできた培養土に穴を開け、苗を丁寧に植えていった。トマトは、順調に成長すれば6月ごろには収穫が見込める。

 トマトは7月に開く同校の文化祭での販売が当面の目標という。柳沢真理奈さん(17)は「自分たちで一から設備を造ったので、収穫が待ち遠しい」と話していた。

(4月26日)

長野県のニュース(4月26日)